さてみなさん。
これを浜村淳のアクセントで読んだ方は立派な大阪人だそうです。 さておき、今回は道頓堀の水辺再生事業(大阪市)によって新たに整備された「とんぼりリバーウォーク」。このブログでも以前取り上げてますが、実物が出来上がってました。 僕は以前の、淀んでいて汚そうで、いかにも自転車やカーネルさんが沈んでいそうな道頓堀も嫌いじゃありませんでした。あんまり小奇麗なのは大阪に似合わないような勝手なイメージもあり。 だから、正直な感想は「はぁ~、きれいになってもうたなぁ・・・」って感じでしょうか。ま、しかし、せっかくできた道頓堀の新たな魅力、これはこれで楽しまなきゃ損ですな。ボードウォークはそれなりに快適な散策空間となっています。数年前の写真と比べると、川に面する建物のファサードも少しきれいになっているような。少なくとも川側にも看板をつけたりして、かなり川側も意識されていますね。これからもっと色々な仕掛けが生まれてくるのではないでしょうか。現在完成しているのは戎橋(通称ひっかけ橋)から太左衛門橋までの間のほんの150m程度の区間だけですが、ゆくゆくは湊町から3km弱の区間でボードウォークが整備されるらしいです。まだまだ変わっていきそうです。 そして、ここの目玉がドンキホーテ。今のところ川に面して入り口を持つ店舗は新たにできたこの店舗のみ。市の事業とうまく連動してつくられました。右岸の宗右衛門町の通りから店内を通って直接川に出られるのも魅力。そしてそして、梅田に続く観覧車。いやぁ、よう作りましたなぁ。なんでも楕円軌道の観覧車は世界初だそうで。天王寺にもビルの中のジェットコースターがあるし、大阪人は好きなのかねぇ。 しかしまぁ、街の景観づくりという点では、一般的には、こういうおもちゃみたいな巨大構造物を街並みの中につくるのは、あまりお薦めできたことではないのですが。。。なんか許せちゃうんだなぁ。この界隈は、道頓堀商店街、心斎橋筋商店街、千日前商店街に道具屋筋、笑いの殿堂NGKに松竹角座、行列のできる太左衛門橋詰めのたこ焼き屋台やおばちゃんパワーあふれるカレー屋自由軒など、ほとんど遊園地みたいにいろんなアミューズメントがつまっている、でっかいおもちゃ箱みたいなもので。ドンキの観覧車は、まさに新しいアトラクションとして、街にとても馴染んでいるように感じてしまいました。さらには、近所には一転してしっとりした風情漂う法善寺横丁なんかもありますから、賑やかならなんでもいい、っていう街でもないとこがまた良いところで、だからこそこういうドンキの観覧車も活きるんじゃないかと思うのであります。そんな法善寺の水掛け不動さんを真似て、店の入り口脇に「水掛けえべっさん」なるものをつくってしまうふざけ具合もまたよしかな。 数年前の道頓堀川(戎橋より) 同じく戎橋より見る、生まれ変わった道頓堀 川と結びついたドンキの入り口。その前面のボードウォークは船着場になっています。 あっぱれの観覧車。さっそく松竹芸人のネタにもなっておりました。
by Mitsufumi_Okada
| 2005-05-16 22:52
| 関西
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